【葬儀での豆知識!】仏衣一式とそれぞれの役割について
2025/08/14
こんにちは、ちかくのお葬式です。
こちらのブログでは、葬儀に関する豆知識や、皆様にお得な情報を発信していきます。
今回は【仏衣一式】について解説していきます。
まず「仏衣一式」とは仏教で故人が旅立つ際に着る仏衣とその関連用具一式のことで、故人があの世への旅路を無事に終えるための「旅支度」として、遺族が故人のために用意するものです。
ちなみに、仏衣は死装束(しにしょうぞく)ともよばれます。
下記のものが「仏衣一式」に含まれるものとそれぞれの役割になります。
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経帷子(きょうかたびら)
白いさらしの着物で、仏教の経文が書かれていることもあります。故人があの世へ行く際の道中着としての役割があります。
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頭陀袋(ずだぶくろ)
白い布で作られた小さな袋で、数珠やお金などを入れて持ちます。三途の川の渡し賃や、旅の途中で必要なものを入れるとされています。
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手甲(てっこう)
手首からひじにかけて覆う布で、魔除けの意味があります。
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脚絆(きゃはん)
足首からひざ下にかけて覆う布で、足の保護と魔除けの意味があります。
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白足袋(しろたび)
白い足袋で、足元を清める意味があります。
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数珠(じゅず)
仏教の念仏を唱える際に用いる道具で、故人の冥福を祈るためのものです。
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杖(つえ)
故人が旅の途中で寄りかかるための杖で、故人の安らかな旅立ちを願うものです。
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天冠(てんかん)
頭に被せる冠で、故人が仏弟子であることを示すものです。
仏衣は、通常とは逆に左前(左前)に着せます。
これは「逆さ事」(さかさごと)とよばれ、死者を現世から切り離すための儀式的な意味があります。
これらの仏衣一式は、故人が生前の煩悩を脱ぎ捨て、清らかな姿で極楽浄土へ旅立つための装束とされています。また、故人が迷うことなく、安心して旅立てるようにとの遺族の願いが込められています。
このような、今まで葬儀に関する経験が少なく、疑問や不安に思うこともあると思います。
そんな時には「ちかくのお葬式」にご相談いただければ、詳しいお話をお伺いし、寄り添ってご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。
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